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大阪医科薬科大学高槻中学校・高等学校

学校概要

平成26年にスーパーサイエンスハイスクール、平成28年にスーパーグローバルハイスクールの指定を受けた中高一貫校。「次世代のリーダー」を養成することをスクールミッションとして、多彩な教育プログラムや海外研修に力を入れています。

〒569-8505
大阪府高槻市沢良木町2-5

学校法人 大阪医科薬科大学 高槻中学校・高等学校

モデルチェンジのポイント

ジャケット・ボトムともに高品質ウールでありながら、家庭で洗えるウォッシャブル機能も持ち合わせています。学生服としてはめずらしいホリゾンタルカラーを採用しています。

モデルチェンジのきっかけ

海外研修の際、男子の制服が詰襟だったため、スーツを購入させていました。世界に通用できるようにとの想いと、2017年度の共学化から、女子制服の新調と男子制服の全面改定を決めました。

『品』を徹底追求した制服 細やかな心配りに感心

『品』を徹底追求した制服
細やかな心配りに感心

 「本校は卓越した語学力と国際的な視野を持って、世界を舞台に活躍できる『次世代のリーダー』を養成することを“スクールミッション”として掲げています。そのため、英国のオックスフォードやケンブリッジで現地の学生と交歓・交流するなど、海外研修に力を入れているのですが…。」

 文部科学省のSSH(2014年)とSGH(2016年)に指定されている、学校法人大阪医科薬科大学 高槻中学校・高等学校(岩井一校長、生徒数1573人)の前田教頭はこう回顧する。

 男子校である同校の制服は詰襟型のため、どうしても詰襟学生服≒軍服というイメージを持たれやすく、海外研修の際にはわざわざスーツを購入して参加してもらっていた。しかし家計に与える負担も大きく、悩んでいたところ「2017年度から女子にも門戸を開き、共学化に踏み切ることになりました。これを契機に女子制服の新調と男子制服の全面改定を決めたのです」(前田教頭)

 入学定員やクラス編成など、共学に関するあらゆるシステムを検討する「共学化特命プロジェクトチーム」を立ち上げ、その中に「制服小委員会」を組織。どのような制服にしたらよいか、検討に検討を重ねていった。

 結果、一昨年5月に新制服のコンセプトが決まった。「まずは『品』です。まじめで強く、そして『上品』に……。そのような思いを込めました。さらには『品質』も求めました」と前田教頭。加えて「世界を舞台に活躍できる次世代のリーダー=『Young Global Leader』を印象付けるもの。さらには清楚でありながらお洒落な『シンプルモダン』な制服。この3つをコンセプトに6社にプレゼンテーションを要請しました」と続ける。まずは書類審査で3社に絞った。プレゼン終了後はすぐにプロジェクトチームによる投票を行ったが、僅差の争いだった。結果的にAKASHI S.U.C.に決まったが、選んだ要因は「担当者の地道な下調べと思いを形にしてくれる企画力でした」と振り返る。

 学校の歴史を徹底的に調べたり、毎日の登下校シーンを撮影して、生徒がどのように通っているのか調査したり…。「生徒用ロッカーのサイズを計測して、制定品であるリュックサックとサブバックが同時に入れられるよう工夫したり、営業マンが制服を着て自転車通学の様子を再現したり、細かな心配りに感心しました」

 最終的に決まったのは男子・女子とも、高級ブランド品の服地として使われている「タスマニアウール」が入った上下。しかも家庭で洗えるウォッシャブルタイプ。汚れの防止機能もついている。「他にも、一般的な学生服にはないホリゾンタルカラーの採用や、法人指定色=ブルーで統一したセーターや皮靴の採用など。AKASHIさんには無理をいいましたが、すべて実現してくれました」と前田教頭。中高一貫なので、新制服の着用は今年の中学1年生からだが「この新制服を6年間きちんと着ていくことで、必ずや人間としても大きく成長することと思います」と期待を込める。

日本教育新聞 平成29年1月2・9日付掲載より一部抜粋
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